こんにちは。肯定感研究家のサンです。
ベースを始めたい。でも、自分に弾けるのかは少し不安。楽器を触った経験がなければ、そう思うのも自然なことです。
ベース初心者の始め方を調べてみると、必要なもの、初期費用、初心者セット、4弦と5弦、ジャズベースとプレシジョンベースなど、知らない言葉が次々に出てきます。独学でよいのか、何から練習するのか、自宅練習でアンプなしでも大丈夫なのか。調べるほど迷ってしまう人もいるでしょう。
手が小さい、指が短い、リズム感がない、楽譜が読めないという不安もありますよね。指が痛くならないか、何歳からでも始められるのか、一曲弾けるまでどのくらいかかるのかも気になるところです。
けれど、最初から全部分かっている人はいません。ベースは、楽器を選び、音を出し、少しずつ手を慣らしていく楽器です。この記事では、購入前に知っておきたいことから、初心者向けの練習方法、挫折しにくい続け方まで順番にお話しします。
- 楽器未経験でもベースを始められる理由
- ベース本体と必要な機材の予算
- 初心者が最初に行う練習
- 独学と音楽スクールの違い
ベースを始めたい人の準備と選び方
ベースを買う前に専門用語をすべて覚える必要はありません。最初に考えたいのは、どんな曲を弾いてみたいか、家でどのように練習するか、いくらまでなら無理なく使えるかの3つです。
初心者向けと書かれた商品でも、重さやネックの太さは一本ずつ違います。値段だけで決めず、自分が手に取りたくなるベースを探していきましょう。
楽器未経験でもベースは弾ける
ベースを始めるために、先にギターを弾けるようになる必要はありません。ピアノの経験も、五線譜を読む力も必須ではないです。
一般的なエレキベースにはフレットがあります。決められた場所を押さえて弦を弾けば、その位置に応じた音が鳴ります。最初の一音を出すところまでは、想像しているより早いかもしれません。
ベースでは、一度にたくさんの弦を押さえるより、一音ずつ弾く場面が多くなります。曲のコードに合った低音を弾き、ドラムと一緒にリズムを作る役割です。
例えば、Cというコードが鳴っている場所でCの音を弾く。GならGの音を弾く。これがルート弾きです。音数が少ない曲なら、ベースを始めて間もない人でも曲に合わせて演奏できます。
楽譜が読めなくても、TAB譜を使えば押さえる場所を数字で確認できます。
最初から音楽理論を全部覚えようとしなくても大丈夫です。
ただ、ベースは単純な楽器というわけではありません。弾いていない弦を止めるミュート、音の長さ、テンポの安定など、続けるほど奥深さが見えてきます。
最初は余計な弦が鳴ったり、左右の手が合わなかったりします。それは向いていないからではなく、まだ体が動きを知らないだけです。
自転車も、最初から自然に乗れた人は少ないと思います。ベースも似ています。指の置き方や力加減は、実際に触りながら覚えていくものです。
年齢にも決まりはありません。中学生や高校生はもちろん、30代、40代、50代、60代から趣味として始める人もいます。大人になってからの方が、好きな音楽や使える時間がはっきりしていて、落ち着いて楽しめることもあります。
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ベースを始める費用の目安
ベースを始めるために必要な金額は、選ぶ本体やアンプによって変わります。中古を選ぶか、新品を選ぶかでも差が出ます。
一般的な目安としては、2万円台から始められるセットもあります。ただし、長く使うことや調整のしやすさまで考えるなら、全体で4万~8万円ほど見ておくと選択肢が増えます。
| 予算 | おおよその内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 約2万~4万円 | 低価格帯の本体と小型機材 | まず試してみたい人 |
| 約4万~8万円 | 初心者向け本体と必要機材 | 無理なく長く続けたい人 |
| 約8万~15万円 | 品質を重視した本体と機材 | 最初から長期使用を考える人 |
費用を抑えたいなら、本体、チューナー、シールド、ヘッドホンアンプ、ケースという組み合わせでも始められます。大きなアンプを買わず、ヘッドホンで練習する方法です。
初心者セットは便利ですが、付属品の数だけで選ばない方がよいです。15点セットや20点セットと書かれているとお得に見えますが、実際にはあまり使わない小物が含まれている場合もあります。
見るべきなのは、ベース本体が弾きやすいか、アンプがベース用か、購入後の調整を頼めるかです。
極端に安いベースでは、弦と指板の距離が高すぎたり、ネックが反っていたりすることがあります。その状態では、必要以上に強い力で弦を押さえなければいけません。
初心者は、自分の技術が足りないのか、楽器の状態が悪いのかを判断しにくいです。だからこそ、購入後に楽器店へ相談できるかは意外と大切です。
購入後にも少し費用がかかる
ベースを買った後は、弦の交換や調整が必要になることがあります。毎月必ず大きな出費があるわけではありませんが、次の費用は考えておきましょう。
- 交換用の弦
- 楽器店での調整
- シールドや電池の交換
- スタジオの利用料
- 教則本や楽譜
- 音楽スクールの月謝
弦の交換時期は人によって違います。汗をかきやすい人や、毎日長く弾く人は早めに交換することもあります。音がこもる、弦がさびる、表面がざらつくようになったら交換を考える時期です。
最初の一本を価格だけで決めると、弾きにくさが原因で練習をやめてしまうことがあります。
予算の中で、きちんと調整された楽器を選ぶことも大切です。
初心者に必要なものと機材
ベースを始めるとき、エフェクターや録音機材まで一度にそろえる必要はありません。最初は、音を出して練習できる状態を作れば十分です。
最初に用意したいもの
- ベース本体
- ベース用アンプまたはヘッドホンアンプ
- チューナー
- シールドケーブル
- ケース
エレキベースは、本体だけでも小さな生音が出ます。しかし、その音だけでは弦を強く弾きすぎているか、音量がそろっているか、余計な弦が鳴っているかを判断しにくいです。
そのため、スピーカーを鳴らせない環境でも、ヘッドホンアンプなどを使って電気を通した音を聞いた方が練習しやすくなります。
チューナーは、弦の音程を合わせる道具です。ヘッドに挟むクリップ式なら、初心者でも扱いやすいでしょう。スマートフォンのアプリを使う方法もありますが、周囲の音を拾いやすい場所ではクリップ式の方が安定することがあります。
シールドは、ベースとアンプをつなぐケーブルです。自宅だけで使うなら短いものでも困りませんが、スタジオへ持っていくなら3メートルほどあると動きやすいです。
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あると練習しやすいもの
- ストラップ
- ベーススタンド
- ヘッドホン
- ピック
- メトロノーム
- クリーニングクロス
- 譜面台
- スマートフォンスタンド
ストラップは立って演奏するときに使うものですが、座って弾くときにも役立ちます。ベースの位置が安定し、左手だけでネックを支えなくて済むからです。
ベーススタンドも、続けやすさに関係します。ケースにしまうと安全ですが、出すまでにひと手間かかります。毎日少しでも触りたいなら、倒れにくい場所へスタンドで置く方法もあります。
大型アンプ、高価なエフェクター、ワイヤレス機器は後からでも買えます。
最初は機材を増やすより、ベースを手に取る回数を増やす方が上達につながります。
4弦と5弦はどちらを選ぶ
特に弾きたい曲が決まっていないなら、最初の一本は4弦ベースが選びやすいです。
4弦は、太い方からE、A、D、Gという並びになっています。初心者向けの教則本や動画も多く、一般的なロックやポップスなら幅広く演奏できます。
5弦ベースには、4弦よりさらに低いB弦が追加されています。低い音を使う現代的なJ-POP、メタル、ボカロ曲などでは、5弦が必要になることがあります。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 4弦 | 基本的で教材が多い | 弾きたい曲がまだ決まっていない人 |
| 5弦 | 低い音域が増える | 5弦を使う曲を弾きたい人 |
| 6弦 | 低音と高音の範囲が広い | 多弦ベースの演奏をしたい人 |
5弦は音域が広い分、ネックも広くなる傾向があります。鳴らしていない弦を止めるミュートも、4弦より少し複雑です。
だからといって、初心者が5弦を選んではいけないわけではありません。好きなベーシストが5弦を使っている、どうしても原曲どおりの低音を弾きたいという気持ちがあるなら、最初から5弦でもよいと思います。
弾きたい曲がある人は、ライブ映像や演奏動画でベースの弦の本数を見てみてください。曲によっては4弦用にアレンジして弾ける場合もあります。
ジャズベとプレベの違い
ベース選びでよく出てくるのが、ジャズベースとプレシジョンベースです。名前は少し難しく見えますが、どちらも定番のベースです。
ジャズベース
ジャズベースは、ジャズベやJBと呼ばれます。ピックアップが2つ付いているモデルが多く、音の輪郭や太さを調整しやすいのが特徴です。
ネックは比較的細めのものが多く、手が小さい人でも握りやすく感じることがあります。
ジャズという名前が付いていますが、ジャズ専用ではありません。ロック、ポップス、ファンク、アニメソングなど、多くのジャンルで使われています。
プレシジョンベース
プレシジョンベースは、プレベやPBと呼ばれます。太く、存在感のある低音が出やすいタイプです。
音量や音色を調整するつまみが少なく、操作が分かりやすいモデルも多いです。ロックやパンク、歌ものの伴奏などでよく使われます。
ジャズベースと比べると、ネックが少し太く感じられる場合があります。手の大きさが気になる人は、実際に両方を持って比べた方が分かりやすいです。
PJタイプという選択肢
PJタイプは、プレシジョンベース系とジャズベース系のピックアップを組み合わせています。
太い低音も、輪郭のある音も試してみたい人には使いやすいタイプです。どちらか一方に決めきれない人の最初の一本としても候補になります。
ジャズベとプレベのどちらが上ということはありません。
弾きたい音、握りやすさ、見た目の好みで選んで大丈夫です。
店頭で試すときは、上手に弾こうとしなくても構いません。座って持ったときに安定するか、肩に重すぎないか、左手が苦しくないかを確認してみてください。
見た目も大切です。気に入った色や形のベースは、部屋に置いてあるだけで触りたくなります。練習を続ける理由として、十分に価値があります。
ベースを始めたい人の練習と上達
ベースを買った日から、すぐに一曲を最後まで弾く必要はありません。最初は音を合わせ、構え方を知り、一本ずつ弦を鳴らします。
一見すると遠回りに感じる基礎練習も、あとで曲を弾くときに効いてきます。ただし、基礎だけでは飽きるので、好きな曲にも早めに触れてみましょう。
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チューニングと基本の弾き方
一般的な4弦ベースは、太い弦からE、A、D、Gに合わせます。
- 4弦はE
- 3弦はA
- 2弦はD
- 1弦はG
練習前には毎回チューニングを行います。合っていない状態で練習すると、押さえる場所が正しくても原曲と音が合いません。
アンプにつなぐ順番
- アンプの電源が切れているか確認する
- アンプの音量をゼロにする
- ベースとアンプをシールドでつなぐ
- ベース側の音量を上げる
- アンプの電源を入れる
- 少しずつ音量を上げる
練習が終わったら、アンプの音量を下げ、電源を切ってからシールドを抜きます。突然大きな音が出るのを避けるためです。
構え方
座って弾く場合は、ボディを太ももの上へ乗せます。ネックは真横ではなく、少し前へ向けた方が左手首を曲げすぎずに済みます。
左手だけでネックを持ち上げようとすると、弦を押さえる指に余計な力が入ります。ストラップを使い、ベース本体を体で支えるイメージです。
立って弾くときも、最初は座っているときと近い高さに合わせた方が弾きやすいです。ベースを低く構える姿は格好よく見えますが、手首への負担は増えやすくなります。
指弾き
指弾きは、人差し指と中指を交互に使います。弦を強く引っ張るのではなく、指先で軽く押し流すように弾きます。
最初は人差し指ばかり使ってしまうかもしれません。速く弾く必要はないので、人差し指、中指、人差し指、中指と、ゆっくり交互に動かしてください。
ピック弾き
ピック弾きは、輪郭のある音が出やすく、ロックやパンクでよく使われます。
ピックを強く握ると、右手がすぐに疲れます。落とさない程度の力で持ち、弦の浅いところへ当てると動かしやすくなります。
好きな曲が指弾きなら指弾きから、ピック弾きならピックから始めても問題ありません。両方を一度に覚えようとせず、まず一つに慣れる方法もあります。
ミュート
ベースは、鳴らすことと同じくらい、音を止めることが大切です。
弾いていない弦が勝手に振動すると、低音が混ざり、何を弾いているのか分かりにくくなります。左手の空いている指や、右手の親指を弦へ軽く触れさせて止めます。
最初から完璧に止めるのは難しいです。まずは、一音鳴らした後に自分の好きなタイミングで音を消せるか試してみてください。
TAB譜
TAB譜は、ベースの弦とフレットを数字で表した譜面です。4本の横線が弦を示し、線の上に書かれた数字が押さえるフレットを表します。
- 0は開放弦
- 1は1フレット
- 3は3フレット
- 5は5フレット
TAB譜だけでは、音をどれくらい伸ばすのか分かりにくいことがあります。数字だけを追わず、原曲を聞きながら使うのがおすすめです。
初心者が最初に練習する順番
ベースを始めたばかりの人が迷うのは、練習方法がないからではありません。練習方法が多すぎるからです。
動画を見るたびに別の練習を始めると、どれも途中で終わってしまいます。最初のうちは、やることを少なく決めた方が続きます。
最初の数日
- チューニングする
- ベースを構える
- 開放弦を一本ずつ鳴らす
- 指弾きかピック弾きを試す
- 鳴らした音を止める
開放弦とは、左手でフレットを押さえずに弾くことです。まずは4本の弦を順番に鳴らし、音量をそろえてみましょう。
1週間から2週間
慣れてきたら、フレットを押さえます。フレットとフレットの真ん中ではなく、金属部分の少し手前を押さえると、小さな力でも音が鳴りやすいです。
1フレットから4フレットまでを順番に弾くクロマチック練習もあります。
人差し指、中指、薬指、小指を使う練習ですが、手が小さい人は無理に指を広げなくても大丈夫です。届かなければ手全体を移動してください。
メトロノームを使う
ベースは、音程だけ合っていても、タイミングがずれると曲になじみません。
メトロノームを遅い速さに設定し、クリック音に合わせて弾きます。速く弾くより、同じ間隔で弾く練習です。
弦を移動するときに遅れたり、苦手な指になると速くなったりすることがあります。自分では気づきにくい部分なので、短く録音して聞くのもよい方法です。
好きな曲を少しだけ弾く
基礎練習だけを続けると、ベースを買った目的を忘れてしまいます。早い段階で、好きな曲の簡単な部分に触れてみてください。
一曲を最初から最後まで弾く必要はありません。イントロだけ、サビだけ、同じ音が続く場所だけでもよいです。
初心者が弾きやすい曲には、次のような特徴があります。
- 同じフレーズが何度も出てくる
- テンポが速すぎない
- 音数が少ない
- ポジション移動が少ない
- ルート弾きが多い
- 複雑なスラップがない
原曲の速さで弾けなければ、再生速度を落とします。半分の速さでも構いません。ゆっくり弾けるようになってから少しずつ速くした方が、結果的には近道になります。
練習時間
毎日1時間練習しなければ上達しない、ということはありません。初心者なら10分でも十分です。
| 時間 | 練習例 |
|---|---|
| 10分 | チューニング、開放弦、好きな曲 |
| 20分 | 運指、リズム、曲の苦手部分 |
| 30分 | 基礎、曲練習、録音と振り返り |
時間がない日は、ベースを持って一音だけ鳴らす日があってもよいと思います。一度ケースを開ければ、もう少し弾きたくなることもあります。
自宅で静かに練習する方法
エレキベースは、ヘッドホンを使えば、アンプのスピーカーから音を出さずに練習できます。
マンションやアパートでも、時間帯に配慮しながら練習しやすい楽器です。
ヘッドホン練習に使えるもの
- ヘッドホン端子付きベースアンプ
- ベース用ヘッドホンアンプ
- マルチエフェクター
- オーディオインターフェース
- スマートフォン対応機器
ヘッドホンアンプは、ベース本体へ直接挿して使える小型機器です。場所を取らず、夜に練習しやすいのが利点です。
音楽を入力できるタイプなら、スマートフォンで流した曲と自分のベースを同じヘッドホンで聞けます。
完全な無音ではない
ヘッドホンをしても、部屋の中には弦を弾く生音が残ります。
- 指やピックが弦に当たる音
- スラップで弦が指板に当たる音
- 足でリズムを取る音
- ベースが家具に触れる音
通常の指弾きやピック弾きなら、大きな音にはなりにくいです。ただし、スラップは打撃音が出やすいので、深夜や早朝は控えた方がよいでしょう。
スピーカーから音を出す場合は、低音が床や壁へ伝わります。アンプを床へ直接置かず、壁から少し離すだけでも伝わり方が変わることがあります。
アンプなしでも練習できるか
生音だけでも、左手の動きやフレットの位置を覚える練習はできます。
ただし、生音を聞こうとして強く弾く癖が付くことがあります。電気を通した音を聞かなければ、ミュート不足や音量のばらつきにも気づきにくいです。
スピーカーを使えない場合は、アンプを使わないのではなく、ヘッドホンでアンプの音を聞くと考えると分かりやすいです。
ヘッドホンの音を大きくしすぎると、耳が疲れます。
長時間続けず、違和感を覚えたら一度外して休んでください。
挫折しない練習の続け方
ベースをやめてしまう理由は、難しいからだけではありません。
弾きにくい楽器を使っていたり、最初に選んだ曲が難しすぎたり、毎回違う練習をしていたり。方法が自分に合っていないことも多いです。
一曲を最初から繰り返さない
間違えるたびに曲の最初へ戻ると、イントロだけ上手になり、苦手な場所はいつまでも残ります。
弾けない部分を一小節だけ取り出し、速度を落として繰り返します。弾けるようになったら、その前後をつなげます。
数秒だけ練習するのは、練習した気がしないかもしれません。けれど、苦手な部分に使った5分は、一曲を何となく繰り返す30分より役立つことがあります。
目標を小さくする
一曲を完璧に弾くという目標は、達成までに時間がかかります。途中の変化が見えにくいので、自分は全然うまくなっていないと感じやすいです。
- 今日は一人でチューニングする
- 開放弦を8回同じ音量で弾く
- サビの最初の二小節を覚える
- テンポ60で30秒止まらずに弾く
- 昨日間違えた場所を一回成功させる
このくらい小さな目標なら、その日のうちに達成できます。
自己肯定感は、自分は何でもできると思うことではありません。できなかった日にも、自分を見捨てずに次の練習へ戻ることだと私は考えています。
一音きれいに鳴ったことも、昨日より指が動いたことも、上達です。
大きな変化だけを成果にしないでください。
他人と比べすぎない
動画を見ると、始めて数か月とは思えないほど上手な人が見つかります。
参考にするのはよいですが、同じ速さで上達しなければならないわけではありません。練習時間、楽器経験、選んだ曲、撮影までに失敗した回数は画面から分かりません。
比べるなら、一週間前の自分の演奏です。スマートフォンで短く録音しておくと、テンポや音の違いが分かります。
痛みを我慢しない
ベースの弦は太いため、始めたばかりの頃は指先が痛くなることがあります。軽い痛みが出たら、練習時間を短くし、休みながら続けます。
左手が疲れる場合は、弦を強く握りすぎているかもしれません。フレットから遠い場所を押さえていたり、弦高が高すぎたりする可能性もあります。
鋭い痛み、しびれ、関節の痛みがあるときは練習を止めてください。休んでも続く場合は、そのまま弾き続けない方が安心です。
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独学と音楽スクールの違い
ベースは独学でも始められます。動画、教則本、TAB譜、練習アプリなど、以前より学びやすい環境がそろっています。
自分の好きな時間に進められ、費用を抑えやすいのが独学の良さです。
一方で、手首の角度や指の力、ミュートの不足は、自分では気づきにくいものです。動画と同じように動かしているつもりでも、横から見ると姿勢が違うことがあります。
| 比較 | 独学 | 音楽スクール |
|---|---|---|
| 費用 | 抑えやすい | 月謝や入会金がかかる |
| 時間 | 自由に決められる | 予約した時間に通う |
| 練習内容 | 自分で選ぶ | 講師が組み立てる |
| フォーム | 録画して確認する | その場で直してもらえる |
| 質問 | 自分で調べる | 直接質問できる |
独学が合いやすい人
- 自分で調べることが好き
- 練習する時間を自分で決めたい
- 費用を抑えたい
- 一人でも定期的に練習できる
- 近くに教室がない
独学で進めるなら、自分の演奏を録画してみてください。肩が上がっていないか、手首を曲げすぎていないか、人差し指と中指を交互に使えているかを確認できます。
音楽スクールが合いやすい人
- 何から練習すればよいか決めてほしい
- 最初に正しい姿勢を覚えたい
- 一人だと練習を後回しにしてしまう
- 分からないことをすぐ質問したい
- 好きな曲を自分向けに簡単にしてほしい
- バンドや発表会も経験したい
独学かスクールかを、最初から完全に決める必要はありません。
最初の数回だけ音楽スクールで構え方やミュートを教わり、その後は自宅で練習する方法もあります。反対に、しばらく独学で練習した後、行き詰まったところだけ習うこともできます。
音楽スクールを選ぶポイント
音楽スクールには、マンツーマン、グループ、オンラインなどさまざまな形式があります。
初心者の場合は、次の点を確認すると選びやすいです。
- ベース未経験者に対応しているか
- 楽器を借りられるか
- 好きな曲を練習できるか
- 自宅での練習方法も教えてもらえるか
- 振替レッスンがあるか
- 月謝以外の費用があるか
- 講師へ質問しやすいか
全国展開しているマンツーマン型の音楽スクールや、地域の個人教室では、体験レッスンを用意していることがあります。
体験レッスンは、上手に弾くための試験ではありません。説明が分かりやすいか、緊張せず質問できるか、その講師ともう一度練習したいと思えるかを見る時間です。
講師の演奏が上手なことと、初心者へ教えるのが上手なことは、必ずしも同じではありません。
できない部分を急かさず、言葉を変えて説明してくれる講師を選ぶと続けやすいです。
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ベースを始めたい不安を解消
ベースを始めたいと思ったとき、最初に出てくるのは期待だけではありません。
自分にも弾けるのか。買ってから後悔しないか。すぐに飽きてしまわないか。いろいろ考えると思います。
けれど、始める前に続けられるかどうかを完全に判断することはできません。実際に音を出したとき、思っていたより楽しいと感じるかもしれませんし、想像とは違うと感じるかもしれません。
それを知るための最初の一歩が、楽器店でベースを持ってみることや、音楽スクールの体験レッスンを受けてみることです。
楽器未経験でも、楽譜が読めなくても始められます。費用は、選ぶ機材によりますが、数万円程度から考えられます。
練習は、チューニング、開放弦、ミュート、簡単な運指、好きな曲という順番で進めれば大丈夫です。
最初に行うこと
- 弾いてみたい曲を一曲決める
- 楽器店でベースを実際に持つ
- 自宅で使える練習機材を選ぶ
- 一日10分から弾いてみる
練習できない日があっても、それだけで挫折ではありません。数日空いても、またベースを持てば続きから始められます。
今は弾けないという事実と、これからも弾けないという結論は別です。
最初の一音は、少しビビるかもしれません。余計な弦も鳴るでしょう。それでも、自分の指で低音が鳴った瞬間は、なかなか気持ちのよいものです。
ベースを始めたいと思った気持ちを、まず一音に変えてみてください。
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